上海朝風呂集団有限公司

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2010.10.11 Monday / - / - / -
#小吃部(鍋貼)
日曜の朝。
辣肉面を食べた後、サウナに向かって歩いていると、巨大な鉄鍋が2枚。


「鍋貼」=中国の焼き餃子。北京など北方では「ギョウザ」=水餃子だが、
朝の上海の街角では、デカい鉄鍋に敷き詰められた鍋貼の姿をよく見かける。

これを素通り出来るほど、僕はまだ上海に慣れきっていない。
1個0.4元×5個を購入し、店の中へ入る。
(これは食堂の軒先で売っていた。どちらかというと持ち帰り専門の屋台が多く、
焼きたてのアツアツが'紙袋+薄〜いビニール袋'という頼りない包装で渡される。)

多目の油と鉄鍋の火力で、しっかりと焦げ目の付いた底が顔を覗かせる。


もっちりとした分厚い皮を齧ると、中から熱い肉汁が飛び出してくる。
表面と肉汁の半端ない温度差、そして上アゴの火傷に一瞬ひるむも、
肉汁への欲求は止まらない。テンポ良く5個を平らげる。

「皮を破ると中から熱い肉汁が出る食べ物」、小籠包だけじゃない。
2006.08.22 Tuesday / ローカル飯 / comments(0) / trackbacks(0)
#カエルの生態に関するローカルフード学的アプローチ
何だか知らんけど、昨日は日中異様に疲れた。
仕事を早めに切り上げ、タクシーの中でウトウトしながら市街へ向かう。

古北で晩メシ。
外見は小洒落た西洋料理のお店っぽいが、中へ入ると
大勢の中国人とどローカルな中国料理で溢れかえっている。

英中併記のメニューに「カエル(田鶏)」の文字を発見。
カエルは食べたことあるんだけど、前回いつどこで食べて
どんな味だったか、全然覚えていない。本当、どんなんだっけ…。

せっかくなので、久しぶりに「再会」してみよう。
「ウシガエルですが、よろしいですか?」「オッケーです!」
店員とのこんなやり取りが、カエル気分を一層盛り上げる。


カエルの唐揚げ。1皿にまるごと1匹で46元、なかなかの高級料理。

さっそく、肉付きの良い腿にかぶりつく。この発達した筋肉!


クリスピーな衣をまとったカエル肉。

何といっても一番の特徴は、その食感。
基本は鶏モモに近いが、とにかく"弾力"が半端じゃない。
噛み切ったと思っても、弾力で半分くらい歯が押し戻される感じ。
体長の何倍もの高さを跳べる、あのジャンプ力もうなずける。

肉の味は特に臭みもなく淡白、脂肪は少ない。例えるなら
鶏と川魚の中間、どちらかというと川魚の方に近い気がする。
カエルの生物学的なポジションと、何となく辻褄が合っている。

しばしアカデミックな気分に浸った後、飲み足りないので2次会へ。
茂名路のバー「青蛙(BlueFlog)」で、大ジョッキを空ける。
2006.08.26 Saturday / ローカル飯 / comments(0) / trackbacks(0)
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