上海朝風呂集団有限公司

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2010.10.11 Monday / - / - / -
#労働節の予定
中国の新休日制度施行に伴う小旅行シリーズ、第2弾。

今回は「洛陽」と「西安」。中国悠久の歴史を巡る旅だ。
特に西安は、中国に駐在しているからには必ず行っておきたい場所だった。
今月頭に行ってきた武夷山しかり、割とメジャーなスポットを
単発で巡るのに、新しい休日制度は適しているのかもしれない。
昨年までのように「ドカンと9連休!」となると、
いきおい「もっと辺鄙な場所」へ行きたくなってしまう。

5月1日、朝8時前のMUで洛陽に入る。
飛行機が多少遅れても、正午前には市街に着いているだろう。
中国三大石窟の一つ「龍門石窟」、中国最古の仏教寺院「白馬寺」。
そして今がちょうど見ごろの「牡丹祭り」。主な目的はこんなところか。

2日目の適当な時間にバスで西安へ。所要時間はおよそ6時間。
ウェブサイトを見る限りでは1時間に1本くらいバスが出ているので、
洛陽観光の進み具合に合わせてフレキシブルに調整出来るだろう。

2日目の残り時間で西安中心部を適当にぶらつき、3日目のアレンジを済ませる。
3日目で兵馬俑と始皇帝の墓へ行くことだけは決まっているが、現地のツアーに
参加するのか、それとも胡散臭いボロ車をチャーターすることになるのかは
当日になってみないと判らない。

上海の旅行代理店が企画するパックツアーに参加すれば、
割と高級なホテルやレストランなんかが込みで割とお得な価格設定だったり、
現地で右往左往することなく主要な見所を無駄なく制覇できるなど、
確かにメリットは多いだろう。(彼らはプロだから、当然ではあるが。)

しかし、僕自身にとって「観光スポットの踏破率」はさほど重要ではない。
たとえ結果的に無駄が多く割高になったとしても、
「どこへ行くのか、何が起こるか判らないドキドキ感」は
何物にも代え難い。これこそが旅の醍醐味である。

あと、メシ。旅に出る主な理由のもう一つは「現地の旨いものを食べること」。
これは旅の目的というより「ライフワークの一部」と呼んだ方が適切かもしれない。
正直、洛陽とか西安一帯の名物料理と言われてもあまりピンと来ないので、
今回は残りの2日間で友人各位から情報を募りたい。
…早速、友人から有益な情報を入手。
西安にも「回民街」(回教の人々の地帯)があり、いくつか美味しい店があるらしい。

そして、「柿餅」=おかきではなく、果物の柿で出来たお餅。
これを食べて「微妙なリアクションを見せる自分」がありありと思い浮かぶ(笑)。
こういったその土地その土地の食べ物を味わうことは、僕にとって
兵馬俑や始皇帝の墓を巡るのと同じくらい重要な意味を持つ。
2008.04.29 Tuesday / 旅行-洛陽・西安 / comments(2) / trackbacks(0)
#相乗りの女子学生(労働節1)
5月1日、洛陽空港。
市内へ向かうタクシーで、一人の若い女性と相乗りになった。

「観光へ行くんだったら、1日200元で回ってやるよ。」

出発して間もなく"商談"を持ちかけてくる運転手。
洛陽について、主な観光地2.3箇所の名前以外全く何も知らない僕は
200元が高いのか安いのか、適正価格が幾らなのか検討もつかない。

「200元って、どう思います?高いですかねぇ…。」
後部座席の女性に訊いてみる。

すると彼女、いきなり運転手に向かってこんなことを言い出した。

彼は私と一緒に駅で下りるわ!私たち、友達と一緒に観光に行くの。

…え?

そもそも彼女とは面識すらない。
いったいどうなっているのか…彼女と運転手との会話に耳を傾ける。

…僕が運転手のカモになりかけたところに親切な彼女が割って入ってくれ、
カモに逃げられた運転手が「邪魔しやがって」と腹を立てている…

ディテールは全然聞き取れなかったが、どうもそういう状況らしい。

とりあえず、彼女と一緒に洛陽駅でタクシーを下りる。
まず僕に学生証を見せ、自己紹介を始める彼女。
その後も、彼女が車内で話してた「友達」と連絡を取る様子はない。

ちょっと待て。

これって、ひょっとして、これから二人で旅するってこと?

ていうか、ロマンス…??

…よくよく話を聞いてみると、車の中で言ってた「友達と観光」という話は
完全に僕を助けるための芝居だった。本当は彼女はこれから故郷へ帰るという。
(軽くハートブレイク。)更にその後、彼女は学校の先生に電話をかけ、
主な観光地への路線バスでの行き方まで詳しく聞いて僕に教えてくれた。

駅から最初の目的地「龍門石窟」まで、バスなら1.5元。
多少乗り間違えても、20元あれば余裕で全部回れる。
彼女が同乗していなければ、運転手に200元渡していたに違いない。

見ず知らずの間抜けな日本人を助けるために
運転手との口喧嘩も厭わない、彼女の親切で勇敢な振る舞い。
「ありがとう」の言葉のほかに、彼女に何もお返しできないのが本当に心苦しい。


バスに乗り込み、窓越しに手を振って彼女と別れる。

この旅で一番胸が熱くなった瞬間。


バスがゆっくりと動き出す。
2008.05.06 Tuesday / 旅行-洛陽・西安 / comments(2) / trackbacks(0)
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