上海朝風呂集団有限公司

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2010.10.11 Monday / - / - / -
#松浦商店のとり御飯(10労働節4)

5月4日(火)。
15時40分セントレア発のCAで上海へ戻る予定。

ANAやJALの朝便では始発電車に乗っても間に合わず、
車で行くしかないのだが、今回はかなり時間に余裕がある。
朝10時前の電車で名古屋へ行き、本屋などで買い物をする。

―13時前。かねてから気になっていたセントレアの
風呂に入るため、少し早めに名古屋を出ることにする。

昼飯はどこで何を食べようか。

…少し考えた結果、妙案が浮かんだ。


松浦商店「とり御飯」。
名駅の売店で購入。全席指定のミュースカイなら車内で食べられる。

中部地方に生まれ育った人なら誰もが知ってるこの弁当。
売店のポップには「小説『日本沈没』に登場した伝説の弁当」みたいなことが
書いてあったが、この弁当は僕にとって昔から非常に思い出深い弁当である。

初めて食べたのは確か幼稚園の頃。随分昔の話なので詳細は覚えていないが、
当時住んでいた名古屋と「おばあちゃんち」の中津川(今の実家)を行き来するときに
買って食べたのが最初だったと思う。あの「そぼろ」の食感と甘い味付けが
驚くほど美味しく、子供心に非常に嬉しかったのを覚えている。

その後も高校卒業して実家を出るまでの間は幾度かこの弁当を食す
機会があり、食べる度に「なんて旨いんだろう」としみじみ感じ入ったのであった。

高鳴る胸の鼓動を抑えながら、オープン。


ナツカシス。
箱を開けた瞬間にフワッと香る甘辛い香り。懐かしさのあまり涙が出そうになる。
そぼろご飯もおかずの構成も全く変わっていない。


これが究極のそぼろご飯。

・織田信長はそぼろから
・豊臣秀吉は玉子から
・徳川家康は混ぜて食べた。

昔のパッケージにはこんなようなキャッチコピーが書いてあり、子供心にワクワクしたものである。

最初は混ぜて食べるのが流儀というものだろう。
プラスチックのスプーンで表面のそぼろを混ぜる…この感覚久しぶりだ。

適度に混ざったところで一口目。


「…!!」


感涙。
パラパラだがしっとりしたそぼろの素朴な味わい。
やや醤油味の強い鶏そぼろとかなり甘めの玉子そぼろ、この味のバランスが絶妙。
とりわけ特徴的なのは玉子そぼろで、どう作ったらあの病み付きになる味と食感になるのか
非常に気になる。パラパラのそぼろと、やや硬めのご飯の食感とのギャップも楽しい。

この弁当のメインは完全にそぼろご飯だが、脇を飾るおかずもそれぞれ存在感がある。
噛み締めると揚げ油がジワッと滲み出るチキンカツ、海苔巻きの唐揚げ、
とにかく甘っ辛い煮物(タケノコ、ゴボウ、シイタケ)、硬いつくね、そして
強烈に甘ったるい緑の豆…いずれもBクラスの味わいだが、実に味わい深い。

数年前からスーパーやデパートで「駅弁フェア」みたいなイベントが頻繁に
催されるようになり、全国各地の駅弁が気軽に食べられるようになった。
僕も日本で一人暮らしをしていた頃はよく買って食べていた。

豪華な海産物やブランド肉を使用した駅弁など、どれも地方の特色があって美味しい。

だが、このとり御飯を超える弁当には今だかつて出会ったことがない。

松浦商店のとり御飯は、我が人生における「マイベスト駅弁」である。


余韻に浸りながら、車窓の向こうを眺める。そろそろ着くようだ。

―13時半にセントレア到着。


セントレア4階「ちょうちん横丁」の中にある銭湯「風の湯」。(ふーのゆ)
大きな荷物も預かってもらえる。入浴料1,000円を払い、セントレアの風呂初体験。

―中は清潔そのもの。
大展望風呂には端午の節句にちなんで「しょうぶ」が浮かんでいる。
浴場の外にある展望デッキからは滑走路やゲートの飛行機の姿が一望できる。
全裸で飛行機を見るというのは他ではなかなか味わえない体験ではないだろうか。
湯加減も申し分なく、また水風呂の温度が最適だったのはポイントが高い。

この5日間で日本の旨いものを存分に味わうことができた。
やはり年に2回は帰りたいものである。

2010.05.09 Sunday / 日本 / comments(0) / trackbacks(0)
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2010.10.11 Monday / - / - / -
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