とある日本向け小冊子との夢のコラボレーションが遂に実現した。
上海屈指のグルメストリート「古鎮七宝」で
ローカルフードを思いっきり食べまくろう!というステキな企画。
昼飯の時間帯ってこともあり、中は多くの観光客でごった返す。
(本物の)記者との合流直後、いきなり気になるものを発見。
「麦芽糖」=琥珀色の練りアメ。黒糖に近い、コクのある甘さが秀逸。
一人の食べ歩きと違って、「スープ2種類」なんて無茶が利くのも嬉しい。
「老鴨粉絲湯」:一口すすると、ダックのダシの旨味が押し寄せる。
ツルッと春雨の喉越しもいい。個人的な好みで香菜は抜いてもらい、
そっけないビジュアルになってしまったのは少々申し訳なく思う。
「牛雑湯」:別の鍋で煮込まれた牛肉、牛スジ、牛モツ等が一つのお椀に。
いろんな部位の旨味が複雑に絡み合ったビーフスープ。
前回訪問時は(ラーメンで腹一杯になってしまったので)
食べれなかった臓物系にトライ。これは、アヒルの砂肝。
シコシコした食感に、鶏のそれとは一味違う、濃い味わい。
その後「お約束」の臭豆腐を堪能するも、まだ食べたりない。
前からずっと気になってた、あれ。せっかくだし、思い切って食べてみるか…。
でっかいブタの鼻。いったいどんな味なんだろう。
口をつけたその瞬間、
毛のブツブツの舌触り…!!
思わず全速で口から離す。自称「ローカルフード研究家」も、さすがに寒気を覚えた。
勇気を出して、グニュッと噛みちぎる。「…!!」味は悪くない。
豚足のような、ゼラチンというかコラーゲンというか。こってり濃厚な旨味。
食材としては「アリ」だと思うが、かなり脂っこくて全部食べきるのはキツい。
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メディア初進出?(自分は全く書かないけど)というモチベーションも大きく手伝い、
胃袋はフル稼働。今回の食べ歩きはいつにも増して充実したものとなった。
5月の出来上がりが楽しみで仕方がない。