上海朝風呂集団有限公司

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2010.10.11 Monday / - / - / -
#小籠包のルーツを辿る
今日は朝から上海稲門会主催の日帰りバスツアーに参加した。
主な目的地は、嘉定のF1サーキットと「南翔の小籠包」。

そう、「豫園の小籠包」で有名な、あの「南翔」である。
小籠包発祥の地「南翔鎮」へ実際に行くことが出来るのだ。
こんな素晴らしい企画のためなら、土曜の朝
6時前に目覚ましが鳴っても少しも苦にならない。


F1サーキットは、上海の「上」の字を模した面白いデザイン。
今日は曇り空で気温が低く、半袖短パンだとかなり肌寒い。


サーキットからおよそ30分、憧れの地に到着。
古猗園という庭園をしばらく散策した後、入り口のレストランへ。

清の時代、ここ南翔は多くの肉まん屋が軒を連ねていた。
ある店の主人が他店との競争に勝つべく独自性を打ち出そうと思い立ち、
小さくて皮の薄い肉まんを出したところ、これが大変評判が良い。
これをさらに小さく、皮を薄く…と繰り返していった結果、
今の小籠包の形になったという。

湯気を立てたセイロが目の前に運ばれてきた。
いよいよ、正真正銘・小籠包の起源を味わうとき。



「…。」しばし感慨に耽る。

小ぶりの小籠包。スープは少なめで、具の肉がギュッと詰まっている。
豚肉の旨味は十分。脂分は少なく、かなりあっさりした味で何個でも食べられる。
どこぞの高級店のように気取った感じは無く
庶民的な印象ながら、「元祖」の風格を感じさせる。


カニミソ小籠包。カニミソの風味が強く、素晴らしい。

達成感、そして周囲の楽しい雰囲気で酒が進む。昼間っから、顔真っ赤。

バスに乗り、最後の目的地「孔子廟」へ。
(着いた瞬間、ヨダレ垂らして爆酔していた。)



孔子廟の近くで後輩がテイクアウト小籠包を購入、一口おすそ分けを頂く。
古猗園のと比べるとスープが多く、味はB級な印象。
個人的にはこっちの方が好みかもしれない。
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それにしても、この小籠包を考案した人物。
彼の功績に、そして素晴らしい機会を与えてくれた稲門会に感謝したい。
2007.06.03 Sunday / その他 / comments(1) / -
#出張報告(初夏の煙台)
先週の金曜、山東省煙台市への出張が急遽決定。
土日を煙台で過ごすことになった。
朝10時の便で移動し、客先訪問を無事終えて
午後8時半にホテル到着。すぐに晩飯を食いに出かける。

入り口で待ってたタクシーの運転手に声をかける。
「煙台で一番旨い"海鮮"の店に連れて行ってくれ。」


で、着いたのがここ。
客席の反対側は、生簀と皿に盛られた材料が
ズラリと並ぶ「メニュー部屋」。中国語で「点菜房」。


長考の結果、「シャコ」「ウニ」「カキ」を注文。
席に戻り、ビールを飲みながら料理の到着を待つ。


「煙台ビール」で乾杯!そこそこの冷え具合で、疲れた身体に染み渡る。
他のビールと一味違う、何か別の穀物の味がする。
ラベルの原材料を確認すると「大米」=コメが入っていた。


茹でたシャコには、小籠包のタレの様なショウガダレをつけて。
香ばしいシャコの味と、あっさりショウガ味がよく合う。
殻がメチャクチャ硬く、剥くときに指がイタい。


中国のウニ、初体験!
上にはプリンの様なタマゴの生地がかかっている。
期待に胸を膨らませて、最初の一口…。

「……??」何だこれ。

最初に連想したのは、「トイレの芳香剤」。「キンモクセイの香り」味だ。

生地に変な味がついているんだろうか…。
ウニの部分だけすくって食べると、こいつが「キンモクセイ」の主だった。
自分一人だけで良かったと、本気で思った。


目の前に現れた、山盛りの焼きガキ。煙台で獲れたやつだ。
まるまると太った身を、ニンニク醤油につけて食べる。


「…旨い!」これは旨い、最高!
旨味にバラツキがあり、全体的に大味だが
それを補って余りあるボリューム・食べ応え。
デカいカキの旨味を噛み締め、ビールで流し込む幸せ。

会計をして更に驚き。
あの山盛りのカキ(8〜10個)が、全部でたったの10元。
1個10元じゃなかったのか…。この安さ、神懸かっている。
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日曜日の朝。ホテルの朝食を大量に摂取し、外に出る。

煙台といえば「海」。もちろん海パンは持ってきた。
最高にいい天気。今の気温なら…ギリで、いける!


目の前に広がる青い海。
ロッカーで海パンに着替え、海に向かって走る―――――――。

中国で初めての海水浴、しかも出張中。
水は割ときれいで、逗子や千葉の海と大差ない。
初夏の冷たい海で平泳ぎし、浜辺でタバコを吸う。

…帰りの便があるので、そろそろ戻らねば。
賞味30分、束の間のビーチリゾート。

お土産は、煙台名物のサクランボ。甘い!


というわけで、今回も最高に充実した出張であった。
代休を貰えたら、2泊3日で真夏の煙台へ…!?
2007.06.18 Monday / その他 / comments(3) / -
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