テレビのニュースでは、一日中ギョーザ事件の話ばかりやっていた。
コープのヘビーユーザーな我が家にも…これも回収対象でした。
それより、お歳暮で頂いた旨い牛肉「信州牛」。
しゃぶしゃぶにすることが多いが、今回はすき焼きで。
砂糖と醤油が焦げた甘辛い香りに、溶けた牛の脂の
甘ったるい匂いがたまらなく食欲をそそる。
分厚い肉片を箸で持ち上げ、生卵に潜らせて口の中へ…。
眼を閉じて、霜降り脂の甘みとコク・肉の重厚な旨味を噛み締める。
デザートは、「やまもと」のわらびもち。
加子母というちっぽけな村から、全国雑誌にも度々取り上げられる
一大メジャーブランドが出て来たのは(それも、わらびもちで)
近隣住民として非常に感慨深い。国産わらび粉100%。
自然の甘みと強いコシ、ここまで洗練されたわらびもちは初めてだ。
実家に帰ったら、本当に旨い梅干しを食べたかった。
果肉が分厚くて柔らかく、塩分は控えめ。
梅の甘みと香りが凝縮していて、ケミカルな要素は全く無い。
ツヤツヤの白飯が一瞬にして胃袋へ消える。
金曜日。東京へ移動する前に、名物「五十番」の焼そばを。
太くてコシのある自家製麺に、絶妙の塩味。
ラー油の下に沈んでる唐辛子をまぶし、酢を回しかけて食べると
最後の一口まで一度たりとも箸が止まらない。
地元を出てからもうすぐ9年になるが、今日現在
五十番を越える焼そばに出会ったことがない。