上海朝風呂集団有限公司

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2010.10.11 Monday / - / - / -
#定西路のカキ料理屋

金曜の夜は会社の同僚と飲み会。
土曜は朝起きてCCTVのNBA中継を見ながら昼過ぎまで二度寝・三度寝。
夕方にようやく身支度を済ませて上海市街へ出た後、夜中までどこかで飲んで再び帰宅。
日曜の朝起きて、CCTVのNBA中継を見ながら昼過ぎまで二度寝・三度寝…。
これが最近定番となりつつある「週末の過ごし方」である。

土曜のカード「MIA×LAL」は、眠気も覚める大接戦だった。
残り2秒、コービーの神懸かり的な3PブザービーターでLAL2点ビハインドから大逆転!
ウェイドも相当凄かったが、ちょっとフリースローを外しすぎたのが今思うと痛い。



…そろそろ本題に移ろう。久しぶりの定西路開拓である。
延安西路を曲がった直後、「火鍋ストリート」の手前にあるカキ料理屋「小黒蠣情」。
1年以上前から気になっていたこの店に、初訪問を果たす。

メニューのトップを飾るのは「生ガキ」。
よほど鮮度に自信があると見える。

綺麗な店とはいえ、バリバリ中国ローカル系である。
さすがの僕もこれには手を出す勇気がない。
上海の日本食屋などで生ガキに当たった話を何度も聞いている。

結局、焼ガキと料理を適当につまむことにする。


ビールは青島純生。
気の利いた冷え具合で喉が潤う。


カキなどの焼きものは1個単位から頼める。
右の2個は焼ガキ(1個7元)で、左の2個は貝柱(6元)。それぞれ豆豉味とニンニク味を1個ずつ。


まずは豆豉味の焼ガキから。なかなか立派な身ではないか。

「…!!」

カキ特有の磯の香りが口中に広がる。殻に残ったスープも旨い。
このカキなら生でも行けるかな?…いやいや、カキは本当にシャレにならんらしいから。
正直な話、少々生焼けで、もう少しちゃんと火が通ったものを食べてみたかった。

続けてニンニク味の焼ガキと貝柱を食べる。
貝柱は1個6元もする割に小さすぎる。ちょっと失敗だ。


カキオムレツ(蠣仔餅)。
ペラペラのオムレツを箸で折り畳んで口の中へ…懐かしい味がする。
天津飯の上に乗っている、あれの味だ。(フヨウハイ?)

タマゴとサラダ油と化学調味料とネギという素朴な材料構成だが、
ここにカキの旨味がプラスされると一気に風格が出てくる。

卓上の醤油と唐辛子をつけると旨さが数段レベルアップ。
特に醤油が一味違った。何か海鮮系のダシでも入ってるんだろうか。


タコの赤ちゃんのホイル焼。
味は良いが、タコそのものの味がほとんどわからないほどニンニクが強すぎる。

さすが生ガキを看板メニューにしているだけあり、鮮度は全体的に悪くない。
加熱時間や味付けなどを店のデフォルトに従うのではなく、
自分好みに細かく指定すればもっと美味しく味わえるかもしれない。

「焼ガキ、よく火を通してください。味付けは塩か醤油だけで。あとレモンスライス付けてね。」

次はこんな感じで頼んでみよう。多分やってくれると思う。

2009.12.06 Sunday / ローカル飯 / comments(0) / trackbacks(0)
#上海の麺(康師傅私房牛肉面2)

地下鉄二号線「楼山関路」の駅前にある「康師傅私房牛肉面」。

紅焼牛肉面、1杯20元〜という高級店だが、先月初めて食べてその旨さに驚いた。
(前回の様子:http://asablo202y.jugem.jp/?eid=286)



店に着いたのは午後1時40分頃だったが、店内はまだ満席で、座るのに2-3分待った。

この店最大の目玉は、1杯108元の「頂級」牛肉面。
だがその前に、20元のよりワンランク上の「金牌」牛肉面を味わっておきたい。


「金牌私房紅焼牛肉面」。1杯32元。
メニューの写真と比べると明らかに見劣りするが、確かに20元のよりも肉は増えている。




「…!!」

旨い。二日酔いで疲れた胃袋にも優しく染み渡る。
ビーフステューを思わせる味わい深いスープは、前回食べたのと全く変わらない。
うどんのような太麺の力強いコシ、そして箸で食べにくい点も変わらずだ。


唯一違うのは、肉の量。20元のよりも赤身が多い気がする。
しかしこの牛肉は本当に柔らかくて旨い。噛んだ瞬間にホロリと崩れ、肉の旨味が溢れてくる。

いよいよ108元の牛肉面への期待が高まってきた。
1日10食限定らしいので、次回は早めに訪問せねば。

2009.12.06 Sunday / 上海の麺 / comments(0) / trackbacks(0)
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