上海朝風呂集団有限公司

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2010.10.11 Monday / - / - / -
#北朝鮮に大接近(年越し旅行2)
2007年12月30日。
まずはホテルの展望レストランで朝食を食べながら、
北朝鮮から昇る朝日を拝む。いつにも増して輝いて見える。


続いて鴨緑江沿いへ向かい、北朝鮮ウォッチングを本格的に開始。


両国を渡す中朝友誼橋の隣に、半分くらいのところで折れた橋がある。
「鴨緑江断橋」と呼ばれるこの橋はかつて、船が通れるように
中央が横に90度回転するというハイテクな橋だったという。
(その後米軍の爆撃を受けて破壊され、今は観光用に整備されている。)


川を挟んで右側が中国、左側が北朝鮮。


橋の先端部まで行くと、臨場感がぐっと増してくる。
写真中央の観覧車は動いていなかった。

先端部には、何と望遠鏡も設置されている。
売店のおばちゃんに3元を渡し、レンズを覗き込む。

望遠レンズの中にどアップで映し出される、北朝鮮の町並み。
これはもの凄い迫力!命懸けで潜入取材に挑む報道カメラマンの気分。
眉間に皺を寄せながら、レンズを睨み続ける。

…人だ!動いてる!!

自転車に乗ったおじさん、赤いダウンジャケットの女の子、川沿いで遊ぶ子供たち…。
決して派手ではないが、みな一様に暖かそうな服装をしており
また特におかしな動きも見られない。いたって普通。

ここから見る限りでは何の不自由もなく暮らしているように見えるが、
それが大規模な演技・見せかけだったとしても不思議ではない。

目が疲れてきたので、橋を戻って遊覧船に乗り込む。


昨日に引き続き、凍えるような寒さ。
ずっと外の席にいたら間違いなく死んでしまう。
船が北朝鮮に近づいたら外に出て一気に写真を撮り、
その前後は中で待機。この作戦で行こう。

今だ!

…氷点下の寒風をダイレクトに浴び、手の温もりなど2秒で消え去る。
歯を食いしばりながらシャッターを押し続けるも、
十数秒後には指が完全にコントロール不能に陥る。


最大の3倍ズームで撮影。
(この日ほどデカい一眼レフが欲しいと思ったことはない。)
右側に人影らしきものが見える。更に拡大すると…


写ってる!船の上に数人、岸に数人。
船の上の人はほぼ全員こちらを見ているように見える。
望遠鏡から覗いた風景よりも、とても暗く悲しい。
逆光だったせいもあるが、本当にそれだけだろうか。

予想以上の成果に満足感を覚えつつ、川沿いの食堂エリアへ向かう。
2008.01.04 Friday / 旅行-丹東・瀋陽 / comments(4) / -
#イヌを食べる(年越し旅行3)
2007年12月30日、正午前。

鴨緑江沿いの北朝鮮料理店「三千里」に突入。
丹東にいるからには、やはり北朝鮮メシを食べ尽くしたい。


朝鮮といえば、世界でも稀な犬食文化の地域。
「イヌって旨いのか?」どんな味がするのか、ずっと興味があった。
この店にも、メニュー中の割といい位置に「狗肉湯(イヌ肉スープ)」の文字。
1人前22元だったか、値段はとにかくリーズナブル。


10分弱ほど待ち、イヌスープが目の前に運ばれてくる。
もっとグラグラ煮えたぎったのが出てくるのかと思いきや、
ほとんど湯気もない。それどころか、変な油の膜まで浮かんでいる。
一抹の不安がよぎったが、スプーンでかき混ぜると中はちゃんと熱く、一安心。


真っ赤なスープの中には、イヌ肉がたっぷり。
こいつは食べ応えがありそうだ。

緊張の一口目。果たしてその味は…

「…。」

これまでに味わったことのない、イヌ独特の臭みが脳を揺さぶる。
よく咀嚼して味わってみる…だめだ、臭い。
古びた肉のような臭みで、食欲を増進させる種類の香りではない。

スープの味付けは粉末ベース風味で「辛くない辛ラーメン」。
滋味深い(?)イヌのダシがよく効いている。

食べられないほどマズくはないが決して旨くもない、微妙なライン。
途中でご飯をスープにぶち込み、勢いで食べ進める。

8割近く食べたところで、味覚にある変化が起きる。
あのイヌの臭みがそれほど苦にならなくなってきた。
スープの底に沈んでいた香辛料やニンニクが
表面に出てきて、絶妙なニオイ消しになっていたのだ。
最後の方など、まるで牛肉スープのようにまろやかな味に感じられた。
気がつけばほぼ完食。

店を出て鴨緑江沿いを歩いていると、胃袋からイヌの臭いがムワッと立ち上ってくる。
なぜ他の国ではイヌを食べないのか、実際に食べてみてよく理解出来た。

ただ、イヌが絶滅の危機に瀕しているのならともかく、イヌを食べる民族を
まるでケダモノであるかの如く非難するのは少々的外れではないだろうか。
みんな牛や豚や鶏は平気で食べるくせに。

…そんなことを考えながら、買い物タイムに突入。近所の売店で
北朝鮮のタバコを買い、街の中心部の土産物屋で金日成&正日バッジなどを購入。
ボられそうだったので川沿いの売店では価格調査のみに留めたが、
バッジの品揃え・クオリティは中心部の土産物屋より断然良かった。
もうちょっと奮発すればよかった。

午後はタクシーに乗って、郊外の「虎山長城」へ。
鴨緑江沿いの道路を北に向かって30分ほどひた走る。


中心部からちょっと離れた鴨緑江沿い。人気は殆どない。
特に金網や警備員が配置されているわけでもなく、まさにボーダレス状態。
「こんなんだったら北朝鮮の人、余裕で入ってこれちゃうでしょ。」
タクシーの運転手に話しかけると、彼はにこやかに頷いた。


虎山長城。一応ここが万里の長城の東の端らしい。
(本当にここまで繋がってたんだろうか…。)
後半の急な上り階段で完全に息が上がる。加えてこの寒さ。
頂上での見晴らし見物もほどほどに、
筋肉痛で脚をプルプルさせながら下へ降りる。

早く部屋に戻って風呂に入りたい。
2008.01.04 Friday / 旅行-丹東・瀋陽 / comments(0) / -
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